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日本人の現状

みなさんご存じの通り、日本は世界でも屈指の長寿国です。

平均寿命を見ても女性で86歳、男性で79歳になりました。しかし、平均寿命から要介護期間を差し引いた「健康寿命」を見ると、女性78歳、男性72歳になってしまいます。どちらも7年間は自立した生活が送れてい ないという大変残念な結果となっています。

充実した食生活に加え、医療機関の著しい発展により平均寿命は伸びましたが、それだけで素晴らしいとは言えません。日本の高齢化はさらに進んでいき、同 時に介護される人もさらに増えていきます。一日でも長く健康な毎日を送りたいものです。そのためには一体どうしたら良いのか、治療家の立場から少し言える ことがあります。

 一つ目に「充実した食生活をすること」・・・暴飲暴食は生活習慣病の原因ともなります。気をつけましょう。
 二つ目は「適度に体を動かすこと」・・・散歩やストレッチ、可能であればプールなどで体を動かしてください。日常生活の維持増進のためには不可欠です。
 三つ目は「ストレスをためないこと」・・・いつの世にもストレスと無縁な人はいませんが、現代社会ではさらに深刻化しています。十分な休息をとり、趣味 などを持って楽しみましょう。散歩などは運動にもなり、良いかもしれませんね。

このようなことに注意して体のケアをしていく事が大切です。
当治療院はあなたの健康づくりをお手伝いいたします。

鍼灸は古来より受け継がれる伝統治療で、経路と呼ばれるツボを刺激することで人間に本来備わった自然治癒力を高め、病に立ち向かうことで成果を上げてき ました。その大きな要因の一つに自律神経が関与していると言われています。自律神経は体温を調整するものです。日本人の多くは36度 5分から36度8分と言われています。これを高いと思われる人も多いのではないでしょうか?
国によっては37度が平均体温のところもあります。それが体の調子とどう関係するのでしょうか?血流が悪くなるとその部位はひんやり冷たくなります。血液は温度が 下がると粘性が上がってドロドロになりますから、さらに流れにくくなります。つまり冷えが血行を悪くし、血行の悪さが冷えを呼び込むという悪循環が起こる のです。冷えをそのまま放置しておけば体内の活性化が上手くいかなくなり、生活習慣病やガンなどに対抗する免疫機能の低下などにつながります。

ではどうすれば冷えから体を守れるのでしょうか?

先程書いた自律神経を上手くコントロールすることが大切です。自律神経は緊張をつかさどる『交感神経』とリラックスを受け持つ『副交感神経』の2種類に分 けられ、それぞれバランスをとって機能しているのです。
精神的なストレスがかかると、交感神経が強く働きます。すると血管が収縮し、冷えを生み出し ます。普段は副交感神経が働きバランスを取るのですが、ストレスばかりが溜まっていくと交感神経が優位になり体が冷えてしまいます。
そんな時に、はり・お灸・ツボ治療といった東洋医学は大いに役立ちます。
古来から東洋医学では冷えと病気の関係性について非常に重要視してきました。その治療として生まれたものが、はりやお灸、体の流れを記したツボ治療です。
皆さんの健康的な毎日のために、当院をお気軽にご利用ください。

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